海事史を支えた時計と正確な時刻

腕時計の文字盤

海上での正確な計時は、マリン調の腕時計が生まれる以前から航法と安全に関わる課題でした。船舶用計器から軍用時計、ダイバーズウォッチへと続く流れをたどりつつ、歴史的背景と現行品の性能は分けて考えます。

1. 時刻と経度問題

英国の1714年経度法は、船の東西位置を求める方法に懸賞を設けました。John Harrisonは1759年に海上時計H4を完成させ、正確な基準時刻を保つことで経度を算出できることが試験で示されました。高価だったため普及は当初ゆっくりでしたが、後にマリンクロノメーターは重要な航海計器となりました。

2. 第二次世界大戦期のHamilton

Hamiltonは1942年に民生時計の生産を止め、米軍向けに注力しました。1942~1945年には腕時計やマリンクロノメーターを含む100万点以上の計時機器を製造しています。現行Khaki Fieldはその意匠を継承しますが、全モデルが軍に支給された時計という意味ではありません。

3. IWC Mark 11

IWCは1948年、英国からの発注を受けてRoyal Air Force向けMark 11の製造を始めました。航法員のために、読みやすい文字盤と、ムーブメントを磁界から守る軟鉄製インナーケースを採用しています。

4. Rolex MilSub

英国国防省の要件に沿って製造されたSubmarinerの一部を、収集家はMilSubと呼びます。固定式のストラップバーや独自の針、ベゼル表示など、仕様はリファレンスによって異なるため、番号、刻印、来歴の精査が欠かせません。

5. 購入前に表示内容を確かめる

対象モデルのページで、素材、機能、寸法、保証、返品条件を確認します。木材だから環境配慮型、スポーツと書いてあるから高耐久とは限りません。

FantaStreetでほかのモデルもご覧いただけます。お手入れでは商品ページの仕様と取扱説明書を最優先してください。

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